2021年11月11日
美味しいかまぼこ♪上野屋さん
楽しみにしていた『上野屋』見学の日でした。
朝の大雨も止み、上野屋さんに到着■
さっそく、上野屋工場長の土江さんにご挨拶をして、工場見学の説明を聞きました。
見学の前は念入りに手を洗ってきれいにしました。
最初に見せてもらったのは、かまぼこになる前の材料や形状でした。
「かまぼこは何から作られているか分かるかな?」
「たまご?」「なんだろう??」
「正解は・・・これ!!」
「わぁ!!鯛だぁ!!」
「そう!よく知ってるね!この鯛は”レンコ鯛”や”黄鯛”と呼ばれる鯛なんだよ。この鯛をすり身にしてかまぼこを作るんだよ。」
と、すり身を凍らせたものを見せてもらいました。
このすり身が保存されている冷凍庫は、なんと-30°C!!
とっても寒いので、ドアの外から見ても白い冷気がひんやり伝わってきます■
次に見せてもらったのは『野焼き』を焼く様子でした。
クルクルと回りながら段々焼き色がつくのをを興味深そうに見ていましたよ。
「いいにおい!!」「おいしそう・・・♡」
「ちくわに似ている!」という発見をしたお友だちもいました。
野焼き作りの後は、天ぷらを揚げる様子を見せてもらいました。
「これ、食べたことある!!」と、お店の方にお話していました■
そして最後は・・・いよいよ、『ストかまぼこ』作りを経験させてもらいました!!
優しく手で細長く丸めて形を作り、ストローでクルリと巻いていきます。
「もちもちしてる!!」
「冷たいんだね~!!」
触ってみて初めて気づいたことがたくさんあったようです。
「そうそう!いい形になってきたよ!!」
「そ~っと巻いてごらん!」
お店の方が優しく教えてくれました。
「上手にできたね~!」
「美味しく蒸してあげるからね~!!」
かまぼこ作り体験が終わった後は、土江さんに今日の感想とお礼の気持ちを伝えました。
「どうしてかまぼこを蒸すんですか?」
「かまぼこを作ったり、作るところが見れたりして楽しかったです。」
「初めてかまぼこ作りをして、こんなふうにできるんだな、ということが分かりました。」
など、たくさんの質問や感想がありましたよ。
お礼に、みんなで作ったプレゼントを渡しました。
保育園に帰り、お昼の時間・・・
みんなの作ったかまぼこを蒸して、出来上がったかまぼこを保育園まで届けてくださいましたよ。
「お家の人と一緒に食べてね。」「ありがとうございます!!」
自分で作った『ストかまぼこ』と、おみやげの鯛せんべいを持ってハイポーズ✨
大田市の名産『ストかまぼこ』を実際に見て、作って、味わって・・・■
いつか大きくなった時に、きっと今日の貴重な体験を思い出して地元の”美味しいストかまぼこ”を誇りに思い、故郷を語れる日がやってくると思います。
上野屋さんのHPに「味の決め手は人にあり」とあるように、工場の方々皆さんがあたたかく子どもたちを迎え、指導してくださったことが嬉しくて、心温まるひとときでした。上野屋の皆さん、ありがとうございました。